【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「これが私たちの答えです」【安価進行】
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303:誤字申し訳ない……やっぱりありましたね ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:30:22.45 ID:uz0wsKDr0





以下略 AAS



304: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:31:27.53 ID:uz0wsKDr0

背に感じるその重みは一歩一歩と歩みを進めるたびに重量を増していくような気すらして、
その重さに負けて臓物を吐き出してしまいそうになったことも一度や二度ではない。


以下略 AAS



305: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:33:09.49 ID:uz0wsKDr0

彼女と出会ったのはほんの偶然だった。

当時の私はまだキャリアも浅く、仕事にやりがいを見出すことに必死になっていた。
自分から望んで飛び込んだ世界、そこはそれまで思っていたように透き通る場所ではなく、淀みの底から濁りのない水面を求めて泳ぎ続けるような場所。
以下略 AAS



306: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:36:51.21 ID:uz0wsKDr0

そして私の目論見は正しかった。
女優になりたいという彼女の欲望を芸能界で活躍したいという欲望にすり替えて彼女をアイドルとして売り出した。
容姿はそれなりだったこともあり、レッスンでダンスを上達させれば見栄えはするものになった。
仕事も女優志望時代に比べると入ってくるようになり、彼女自身も途中までそれに納得していた様子だった。
以下略 AAS



307: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:39:11.80 ID:uz0wsKDr0

だから、時には彼女の好きなようにさせてやった。
ガス抜きでもさせてやれば満足するだろうと思った。

だが、彼女がガスを抜くことなどできなかった。
以下略 AAS



308: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:41:23.03 ID:uz0wsKDr0

突然、彼女が仕事の約束を破ってきた。
空港集合だというのに、いつまで経ってもその影はない。
焦燥に駆られた私は彼女の姿を探し回り、ようやく事務所近くの神社でその姿を見つけた。
仕事を放棄しようとした怒りもあったが、その様子を見ているとどうしても心配が沸いてならなかった。
以下略 AAS



309: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:42:49.80 ID:uz0wsKDr0





以下略 AAS



310: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:45:29.74 ID:uz0wsKDr0

あの神社で泣き崩れてしまった彼女をいくら宥めても仕事に戻れるような状態にはならず、そのままホテルに送り届けた。その日の晩のことだった。

私は彼女を最期の最期、その瞬間までアイドルとしての器に無理やり押し込んでそのまま潰してしまったのだ。
そこに『八雲なみ』という人間の姿はない、あるのは空虚な幻想のみ。
以下略 AAS



311: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:46:28.19 ID:uz0wsKDr0





以下略 AAS



312: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/09(土) 20:47:50.40 ID:uz0wsKDr0
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努「なぜだ……なぜお前たちは私の『希望』を選ばない……!」


以下略 AAS



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