【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「これが私たちの答えです」【安価進行】
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148: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/07(木) 21:30:50.60 ID:1PTEZRlO0

『三つ目の動機は【才能】、各人の才能を伸ばすためのヒントを授ける。柔軟な思考力のもと、与えられた道具をどう活用するかに着目したい』

夏葉「アイドルとしては、常に機転の利いた立ち回りが求められるわ。パフォーマンスしかり、バラエティ番組の出演しかりね。ここはそのための予行といったところかしら」

智代子「人の命を使っておいて予行だなんて……」

摩美々「ねえ、夏葉。今改めて聞くけど、なんで霧子には道具じゃなくて人格を移植したのー?」

摩美々「あの時は保健室の設備で足りてるから渡すものがなかったって言ってたケド、それって本当?」

夏葉「ええ、大きな理由としてはその通りよ」

夏葉「しかし少し運営側としては介入しすぎてしまったと反省すべき点ね。あなたたちならもっと斬新な発想でコロシアイに臨んでくれた、あなたたちを信じる気持ちが足りなかったかもしれないわね」

智代子「……夏葉ちゃん、それは違うよ」


『四つ目の動機は【犠牲】、集団としての生存のために1人を切り捨てる決断を迫る。損得勘定と個人の感情との間のすり合わせを適正化し、これから先生き残っていく上での野心を研ぎ澄ますのも狙いの一つである』

夏葉「アイドルの世界は弱肉強食。より上を目指そうとすれば仲間であろうと踏み台にする覚悟が必要。私たちは283プロで生活するうちに、いつしかそんな常識を失ってしまっていたわ」

夏葉「勿論私だって放課後クライマックスガールズのメンバーをはじめとして、事務所のみんなはかけがえのない仲間だと認識している。だからこそ、彼女たちを見捨てて自分が生き抜くという判断を絶望の中から選び取るとき……それは輝きを放つとは思わないかしら」

灯織「そのために、ここで二人を切り捨てたんですか……」

摩美々「咲耶はまだしも、同じユニットの仲間だった凛世まで……」

夏葉「彼女たちには少し悪いことをしたわね。チーム・ダンガンロンパの同士ではないとはいえ、私に協力してくれた存在……利用するだけ利用して捨てたような形なんだもの」

灯織「凛世は、私たちを守るために咲耶さんを手にかけて……コロシアイ続行の道を選んだ……」

夏葉「その結果あなたたちは絆という者をより一層強固にしたの。死にゆくものから受け継いだ想い、それを完遂するという義務感に近い心構え……とても美しいわ」




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