【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「これが私たちの答えです」【安価進行】
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147: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/07(木) 21:29:39.46 ID:1PTEZRlO0

『一つ目の動機は【疑心暗鬼】、あえて黒幕との接点を公開することにより必要のない疑いあいに持ち込む。お互いがお互いを信じ合えない状況下でアイドルたちは信頼をどんな形で発揮してくれるのか』

夏葉「猜疑心に飲まれることなく、他人を信じ続ける。それは簡単なものではない……でも、あなたたちならそれができると信じていた。そして実際、灯織やめぐるのおかげであなたたちはこのステップを通過したの」

灯織「……この事件から私たちは【絆】を指標として掲げて進むことになりました。他の人を信じるということを真乃から譲り受けて……」

愛依「それが、黒幕の狙い通りだったってことなん……?」


『二つ目の動機は【焦燥】、フェイク映像による近縁者の危機を告示する。この学園から出たいという意思を一層駆り立てた上で、真のアイドルになるための決断力を養成する』

夏葉「私が五体満足でここに立っている時点でフェイク映像だったのはもはや自明ね。でもこの動機の時には思わず感心させられたわ。みんな焦燥にかられる中でも理性をしっかりと保ち、凶行に走ろうとした人間が誰一人として出なかった……流石ね」

灯織「でも、それを跳ね除けて強くなろうとした小糸は事故に巻き込まれてしまった。加えてそれを皮切りに樋口さんとの間はどんどん開いていってしまうことになった」

摩美々「まさか円香とのこういう流れも織り込み済みだったのー?」

夏葉「まさか、そこまでは予測していないわ。デスゲームの運営ができるのは場所と同期の提供だけ。誰が死に、誰が生き残るまでは決められないし……それが決まっていたらショーとして退屈でしょう?」

夏葉「その意味で円香の功績は大きいわね。全体を大いに盛り上げてくれたし、あなたたちの希望をより輝かせるための舞台装置として立派にその後付けの職責を全うしてくれたわ」

雛菜「……希望を輝かせるため、雛菜たちをアイドルとして成長させるための犠牲になったって言いたいの〜?」

夏葉「ええ、概ね雛菜の言う通りよ」

雛菜「……」

(雛菜、よく堪えたね……)



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