【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
1- 20
870:名無しNIPPER[saga]
2022/02/05(土) 20:13:45.14 ID:6C0JGgcL0
すると突然無線が飛び込んできた。

「ケホッ...おーい、カズミ、ここだ!図書館の入り口だ」

「お姉ちゃん!!」

そちらに視線を移すと、埃まみれになってはいるが五体満足のアルトが手を振っていた。カズミはすぐにアルトを回収した。

「せ、狭いな」

後部座席に座ったアルトが呟いた。

「久しぶりー、お姉ちゃんのお姉ちゃん」

「久しぶりだな」

ちょこんと膝の上に座ったエヴァに挨拶をすると、アルトはカズミに声をかける。

「遅れて悪かった。崩落のせいで混乱に陥った避難民たちでごった返してて身動きが取れなかったんだ」

「いや...お姉ちゃんが無事でよかったよ。あれは地震だったの?」

「違うだろうな。途中でチラッと見たが地面に大きな穴が開いていて、何処かに繋がってるみたいだったぞ。そう、地下通路みたいにな」

「そっか...」

(地下通路...ガザレムの作戦?そういえばさっき赤いPEM以外にもヘキサもいた。あれはガザレムの砲兵部隊...そしてこの辺りはブルトニアの警戒も薄い)

そんな風に思考を巡らせていたカズミだったが、それは突如飛来したビームによって中断された。

「スクエア!?」

(何が起きてるのかは分からない。けどお姉ちゃんは回収したし...)

しかしカズミにはアルトの言葉が引っかかっていた。

『避難民たちでごった返してて身動きが取れなかったんだ』

(まだ中には民間人が居る!たぶん...このままだとここは交戦地域になる。そしたら中の人たちは...!でも長居すると危ない...)

「どうした、カズミ?」

「...」

↓3まで多数決
1避難民を助ける
2アルトとエヴァを優先する


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
957Res/497.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice