【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2022/01/22(土) 20:15:07.32 ID:Ue2MZXXh0
──中央大陸、どこかの隠れ家──
「──と言う訳で、こんな事になりました」
無事に両親を隠れ家に連れてきたカズミは、これまでのことの経緯を説明していた。
「なるほど...」
父親が深刻そうな表情をしながら、ため息混じりに呟いた。そんな様子を見てカズミは叱責される事を覚悟した。
「...何はともあれ、お前が生きていて良かった」
「え?」
カズミは思わず間抜けな声をあげた。
というのも彼女の記憶にある父親は国家への忠誠心が強い、いかにも軍人といった気質だったからだ。実際、姉のアルトが記者になると言った際には、それなりの一悶着があった。
自分も同じように、国を裏切るとは何事だ、と激怒されるかと思っていたが蓋を開けてみればこの態度で、カズミは驚きを隠せない。
「何だその顔は」
そんな父親の言葉を聞いて、母親がため息をつく。
「これまでの自分の態度を顧みたらどうですか?」
「む...。まあ、色々あったからな。考えも変わる」
「この人、あなたが軍に入るのを許可したこと、ずっと後悔してたんですよ。可愛い娘を手放すべきではなかったなんて言って」
「な、なにを!現に亡くなってなかったんだし、態々それを言わなくてもいいだろう!」
そんな2人の様子に釣られてカズミは思わず笑顔を浮かべた。そんな娘を見て父親と母親も互いに見合いながら微笑む。
「とにかくだ。お前の話し振りからも、決して半端な思いでこの道を選んだのではないことぐらい分かる。子供が自分でした選択なら、どんなものであろうとそれを受け入れるのが親というものだ」
「つまりは、好きにやっていいって事ですよ」
腕を組む父親の横で、人差し指を立てながら母親がそう付け足した。
「ありがとう、お父さん、お母さん!」
「ところで──」
すると不意に母親の視線がカズミの背後へと移った。
「ほえ?」
「あなたがエヴァちゃんね!とっても可愛らしいわ!でも少し髪がボサボサですね。...よし、一緒にお風呂に入りましょうか!それからお手入れをしてあげるから──」
そんな事を言いながら母親は有無を言わさずにエヴァを風呂場へと連れていった。
そんな様子を尻目に見ながら、父親が口を開いた。
「ところで、あいつは無事なのか?」
「お姉ちゃんのこと?それなら、うん。ガザレムの首都にいるらしいよ」
「そうか。なら良いが...」
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