【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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826:名無しNIPPER[saga]
2022/01/22(土) 20:12:51.98 ID:Ue2MZXXh0
>>825
がっつり終盤ですね。ちなみに特務機関ルートならガザレムとの戦争をもう少し詳しく描くつもりでした。


34 オルデンリッジを圧倒した

「コイツら、何が目的だ...?」

ライとの戦闘の最中、オルデンリッジは疑問を口に出した。

2人の操縦技能の差はとても大きく、オルデンリッジは戦闘が始まって以来未だにライに一撃を与えることさえできていない。それどころかライにしてみればオルデンリッジを仕留める機会は何度もあった。にも関わらずオルデンリッジは未だに生きている。明らかに殺しを避けようとしているのだ。仮に何らかの目的の為の時間稼ぎだとしても、それは敵機を撃破しない理由にはならない。

そんな疑問に頭を悩ませながらもオルデンリッジは何とかその場を突破しようとする。

そんなオルデンリッジの攻撃を華麗に捌いているライにカズミからの通信が入った。

「ライさん、目的は達しました。もう退いて頂いても大丈夫です」

「わかりました。...我々との約束、忘れないで下さいね」

「分かってます」

「では、また会える事を楽しみにしてますね」

そう言うとライはカズミとの通信を終え、部下たちに指示を出して特務機関の基地から撤退していった。

追撃するだけの残存兵力も無く、悠々と去っていくガーディアンオブエデンの背中を、オルデンリッジはただ見ていることしかできなかった。

「なんと長官に報告すればいいんだ...」


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