【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2021/12/06(月) 20:17:27.45 ID:sr16Tf3y0
道中会話を交わすこともなく歩き続けること数十分、2人は滝を見つけた。
「た、滝なんて近くに無かったよね...。ハズレかぁ〜」
肩を落とすカズミをよそにイヴはスーツを脱ぎ始めた。
「ちょ、何してるの!?」
「汗をかいたから」
「いや、それはそうかもだけど...」
イヴは手早く服を脱ぎ終えると、滝壺の中に入っていった。
(...お姉ちゃんがエヴァの手を握ってたのは見た。だからエヴァとお姉ちゃん、それと多分ノアは一緒に居るはず。お姉ちゃんがついてるなら安心だし、水浴びをする余裕くらいはあるよね?)
するとカズミもスーツを脱いで滝壺に飛び込んだ。
「ふぅ〜、気持ちー!」
心地よい水の冷たさを堪能しながら、イヴの方に視線を移す。
彼女も水深が浅いところに座り込んでリラックスしている。
(アダムなら興奮しすぎてオーバーヒートしちゃう状況だね。...本当にそうなるかは知らないけど)
カズミの視線に気づいたのかイヴがこちらを見る。しかし特に何も言わず、前を向いた。
(...やっぱり私と同い年か少し下だよね?スタイルもシュッとしてて悪くないし...。ってそんな事じゃなくて!どうしたら私もイヴくらいの腕前になれるんだろう?)
そんな事を考えていると背後で茂みを掻き分ける音がした。
慌てて振り向くとエヴァとノア、そしてアルトが居た。
(まままま、まずい!ヘルメット取っちゃってるよ!)
エヴァも一緒に水浴びをしたいと言ってきたが、とてもそれどころではなく上の空で答えた。
↓1アルトは気づいた?
01〜10 気づかなかった
11〜30 少し気になった
31〜70 疑いはじめた
71〜 完全に気づいた
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