【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2021/11/21(日) 21:30:10.52 ID:hq7+pM2+0
「見つけたのはいいけど、一体どこから探せばいいのやら...」
カズミには崖上からでも巨大に感じられたが、近づくとよりその規模の大きさを実感した。
「本社跡、というよりは街だよ。これは全部捜索するのにとてもじゃないけど数日じゃ足りないなぁ」
そう呟きながらカズミはADMを接近させる。
「ここのひとたちは海のうえにすんでたってこと?」
「うーん、どうだろ。アダムの考えは?」
「どうかなぁ。だって海上に住むメリットがなくないかい?それに船の、まぁ船と呼んでいいのか分からないほどの大きさと複雑さだけど、とにかく構造も何か少し変なんだよね」
「ふーん。...取り敢えず、着いたよ」
ADMは地面に斜めに埋まった甲板に立っていた。甲板には多くの建物が建造されている。
「なにをさがすの?」
人だよ、とアダムが言った。
「ガーディアンオブエデンが探している記者がここにいるかもしれないんだ」
「こんな所に本当にいるのかなぁ?仮にいたとしても会えるかどうかも怪しいよ。でも、ま、行くとしようかな」
「でもADMははいれないよ?」
エヴァの疑問に答えるように、カズミは自身とエヴァが身につけている潜水用スーツに不備がないかを確認した。
「前言った、泳ぐのを教えてあげるって訳じゃないけど、泳いでいこっか」
「やったー!」
「いやいや、これ任務だからね。僕からの通信が届くかも分からないし、しっかり頼むよ」
「任せてって」
そう言ってカズミはエヴァの手を繋ぐと、ハッチを開けて外に出た。
「よしよし、問題なし。エヴァも大丈夫?」
「うん」
「じゃあ中に入ろう」
カズミとエヴァは傾いた建物の扉まで移動した。
「開くかな?」
カズミが押すと、簡単にドアは開いた。
「幸先いいね!さあ、行こう」
そうして2人は船内へと足を踏み入れた。
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