【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2021/10/20(水) 20:34:46.87 ID:Prl/DTUc0
「あっ、お姉ちゃん。...どうしたのその髪?」
いつもと違うカズミの髪型を目にしてエヴァは目をパチクリさせている。
「あはは...そんな事よりこれから出かけない?」
「おでかけ?」
「うん、近くの街まで」
「...それって必要なこと?」
「もちろん!さあ、行こっ!」
カズミは首を傾げるエヴァをよそに手を引っ張る。
そのままエヴァを車に押し込むとカズミは運転席に乗り込み、近くの街まで運転した。
街に到着するとカズミはエヴァを連れて服屋や雑貨店を巡った。
そうして時間はあっという間に過ぎていき、いよいよ帰る時間が近づいていた。
「ねえエヴァ、あれ食べよっ!」
カズミが指を指したのはブルトニア共和国で若者に大人気のアイスクリーム屋さんだ。主に首都圏にのみ出店しているが、事前のリサーチでこの街に出店されている事は確認済みであった。
「あれって...アイス?」
「そうだよ!あそこのアイス、凄く美味しいんだよ!」
「じゃあたべようかな」
「うんうん!あっ、それと3段にするから好きなの3つ選んでね!」
「...それっていみあるの?」
「うーん、特に深い意味はないけど...でも、時には無駄も必要なんだよ、人間には。それにどうせならいっぱい食べたいでしょ?」
「ふーん...」
「じゃあ、頼もっか!」
そうしてカズミとエヴァはそれぞれアイスを注文し、ベンチに座りながら食べ始めた。
「エヴァ、美味しい?」
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