私が育てる私の提督(艦これ)
1- 20
25:名無しNIPPER
2021/09/23(木) 00:38:24.08 ID:dOXh8CKy0
 霞「まさか…あんたがあんな選択するなんてね、新人のひよっこなのに」
 提督「ひよっこですまんな」

 俺はすぐそばで泣き疲れて寝ている朝潮を横目に霞と話をしていた。

 提督「なあ、朝潮と同じ処遇になってたやつってまだいるのか?」
 霞「さあ分からないわ、いたとしても、私達には何もできないわ」
 提督「そうか…そうだよな…」

 霞「でもね、あんたのそういう艦娘を救おうとする姿勢は高く評価するわ」
 提督「それは…司令官としか?人としてか?」
 霞「…どちらかしらね」
 提督「なんだよそれ」

 霞「でもね」


「あんたはすべての艦娘救うことはできない」


 提督「おい、霞それはどうい」
 朝潮「うにゅぅ」グイ

 朝潮が俺の服をガッチリホールド。

 提督「うお、う、動けん」


 霞はそうこうしている間に部屋を出ていった。


 提督「いったい…あの言葉の意味は何だったんだろう…」ナデナデ



 私は部屋を出ていき廊下を歩く。
 脳裏にあいつがちらつく。

 『霞…助けてくれ…』

 嫌な記憶だ。

 『俺は…お前に良くしていただろ?』

 黙れ。

 『だから俺を…助ける義務がg』
黙れ 黙れ 黙れ 黙れ


 黙れ


 もうあんな思いはしたくない、もうあんなことを繰り返したくない、もうあんな仲間を見たくない。

 私は再び歩き出す。
 今度は…


 薄汚れた廊下を。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
33Res/32.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice