竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:29:45.32 ID:kZJ1f/dCO
「伊之助、それは……?」
「お前は門逸の相手をしてろ」

詳しく打ち合わせをしている暇はない。
霹靂一閃の回避でヒノカミ神楽を連発しすぎた反動が間もなくやってくる。そうしたら俺は暫く動けなくなるだろう。だから、今。

今、やらないと。走れ! 相打ちになっても!

「善逸!!」
「炭治郎!!」

助走をつけた居合抜きをされる前に距離を詰めて鍔迫り合いに持っていくのが俺の役目だ。
後は伊之助がなんとかしてくれると信じる。

「善逸! どうして鬼なんかになった!?」
「お前に! 俺の気持ちはわからない!!」
「ああ、わからない! だから教えてくれ!」

バチバチ紫電が伝わり痺れる。痛い。辛い。

「俺はこれまでずっと独りだった!」
「善逸……」
「そんな俺にやっと大切なものが……守りたいと思える大切な人が出来たんだ!!」
「善逸……それはまさか」
「だから禰豆子ちゃんを俺に寄越せ!!」

別に取り上げるつもりはない。だけど俺は。

「鬼になったお前に禰豆子はやれない!」
「炭治郎ぉおおおおおおおおっ!!!!」
「人間に戻るまで禰豆子は渡さない!!」

善逸。正気に戻れ。お前に鬼は似合わない。


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