キョン「それで、お前も来ちまったのか?」友崎文也「あ、はい。友崎文也と申します」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/07(火) 23:35:14.22 ID:Ib9lUiBFO
「だから、私は周りに合わせるのやめたの」
「でも、それは現実から逃避している」
「現実なんて糞喰らえよ」

糞喰らえなんて女子高生が言ってはならん。
それは男子高校生の役割であり、友崎くんは言いそうにないので俺が請け負おう。よし。

「でもなハルヒ。案外、糞を食うのも……」
「あんたは黙ってて」

やれやれ。肩を竦めると、友崎に笑われた。

「すみません。まるでラノベみたいで……」
「笑えよ。現実なんてこんなもんだ」
「でも……だからこそ、面白いと思う」

なかなか良いことを言う弱キャラだ。
この糞みたいな現実世界の楽しみ方。
それは存外、簡単なのかも知れない。

なんなら友崎が得意なゲームよりも遥かに。

「友崎。気を悪くしないで欲しいんだが……」
「はい。なんですか?」
「たとえば日向さんが放尿したとして……」
「フハッ!」

やれやれ。弱キャラは沸点が低すぎるな。
この場合は、『フハッ点』と言うべきか。
なんせよこうして愉悦は生み出せるのだ。


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