【安価・コンマ】NARUTOに異物がまたまた紛れ込みました
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964:ゾロ目寄せ2+0/3　 ◆.5dCvMNp2o[sage]
2021/09/29(水) 02:41:25.39 ID:qDeI46Rjo
シカマル「なあアスマ。アカリはどんな想いを抱いて死んでいったんだろうな」
アスマ「俺はあの子をあまり知らないから何ともなあ」

シカマルはアスマと将棋を打ちながら会話をしている

アスマはシカマルにこの本選までの一ヶ月に下手に修行をするつもりはなかった

だが、シカマルがあまりにも上の空だったので、頭の運動と気分転換を兼ねて将棋を勧めた

シカマル「あんまりってことは何か知ってるのか？」
アスマ「あの子は木の葉の三忍の自来也様の弟子だ。それもアカデミーに入る前からのな」
シカマル「だからあんなべらぼうに強かったのか」
アスマ「ちなみにあの怪力は精密なチャクラコントロールで作り上げているものだが、自来也様が教える前にコントロールは完璧だったらしい」
シカマル「ゴリラ凄えな」

ちなみにシカマルたちにはサスケに修練で勝つたびにゴリラ呼ばわりされていたりした

アスマ「そんな子でも死ぬ」
シカマル「ああ。ナルトもヒナタも気絶していたが無事。アカリだけが死んだ。きっとあいつは二人を護るためにも死んだんじゃねえかって思うんだ。あいつは感情を表情に出さないが、優しいやつだった」
アスマ「お前、もしかして」
シカマル「んなことねえよ。あいつは純粋にイイヤツだった。それだけは確実に言える。仲間と自分の命を天秤に掛けちまえるやつだ」

敵への態度をシカマルは知らないので、10.0でいいやつ判定されている
敵なら穢土転生の贄にしてよくね？と本気で思っているガールではあるが、そのことをシカマルは知らない

アスマ「……次の本選、無理そうならリタイヤしてもいいぞ」

アスマも初めて仲間を失った時は相当な悲しみに襲われた
しかも今は戦時中でもないので、仲間の死はまだまだ体験したことないことだろう

シカマル「いや、だからこそ俺は中忍にならねえといけねえ。あいつ、それにチョウジやしのの分までやらねえと」
アスマ「力み過ぎるなよ」
シカマル「それを俺に言うのかよ」
アスマ「ああ。言うともさ」

シカマルはその言葉に笑いながら、将棋の駒を進めて

シカマル「王手。まあボチボチやるさ」
アスマ「……また負けた」

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