【安価・コンマ】NARUTOに異物がまたまた紛れ込みました
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963:ゾロ目寄せ2+0/3  ◆.5dCvMNp2o[sage]
2021/09/29(水) 01:47:33.19 ID:qDeI46Rjo
カカシ「ぐっ!」

カカシは崖上りの修行をしていた
ガイに借りた重りを体にしこたまつけて行うそれは、普段の修行の比ではない

今リーのことで頭が一杯のはずのガイですら、心配するレベルの負荷を掛けている

アカリやナルトの監視をするようになってから、カカシは鍛え直しを始めていた

それでもやっと全盛期の実力が戻ってきた程度だ

カカシ「はぁ……はぁ……。俺がオビトを止めないと。俺はもっと強くならないと」

カカシはイタチ達からサスケに千鳥を伝授したものを聞いた

謎のうちは
片目のみを出した仮面を被った謎の男

その程度しかうちはは分かっていないが、カカシは何となく察してしまった

オビトが自分に、リンを護りきれずに手に掛けた自分に復讐しているのだろうと

証拠も何もない
ただカカシは勘でそのことを見抜いた

そしてだからこそ、色々とカカシは精神的におかしくなっていた

九尾を操れるのはうちはの幻術くらいだ

ミナトが命を賭した時よりも数日前、カカシは慰霊碑の近くで、クシナの出産日の予定、機密情報をオビトやリンに聞かせるために話していた

もしかしてそこで漏れたのかもしれない
オビトが聞いていたのかもしれない

自分がもっとしっかりしていれば、
ナルトに迫害されるようなことが起こらなかったかもしれない

アカリにもっと忍術を教えていれば、アカリは死ななかったかもしれない

自分がもっと強ければ

カカシはアカリが死んでから、自分を責めなかった日はない

カカシ「情けない先生ですまない」
パックン「カカシ、落ち着け」
カカシ「……すまない。もう平気だ」
パックン「精神的に相当参ってきているから、今日は休んだ方がいい」
カカシ「……パックンが言うなら本当にギリギリなんだろう。今日は言われた通りに休むよ」
パックン「それなら読書をしたらどうだ?」

カカシはそんなパックンの気遣いに、苦笑いしながら首を横に降った

カカシ「もうイチャイチャシリーズを読み返すのは辞めたんだ。アカリが後編持ってきてくれなくなったからね」
パックン「そうか……」

もう次巻発売のイチャイチャパラダイス後編を持ってくると約束したアカリは居ないのだ


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