511: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/11/10(水) 23:17:21.46 ID:FvWwTJodO
【>>509
3:四条夏帆
3番2つありましたね。申し訳ありません。】
すぐに結論は出る。
「夏帆先輩、お願いできますか?」
「あ、私ですか? はい、もちろん構いませんよ」
「ま、妥当なとこだな」
錦山会長が汲んでくれた通り、夏帆先輩には何と言っても調理の腕がある。もしかしたら絶品の一品を作ってくれるかもしれないという淡い期待と、万が一の防災に備えることが出来そうなところが他の人より優れていた。
表立って言えない事として、雨宮さんの秘密を守ってくれそうな人として筆頭に挙げられるのもポイント高い。
「えー、ずーるーいー、わたしもわたしもー」
「今回の企画のために購入した製品はしばらく保管予定です。もしご希望がございましたら無料でお貸ししますので、そのときはぜひ生徒会の皆様で」
「ぁ、そう? ふふふ、なら今回はいいかなー」
乙葉先輩以外の生徒会役員全員が「おぉ」と感嘆を漏らす。東雲さんは早くも乙葉先輩の扱い方を理解したようだった。
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