444: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/14(木) 00:36:37.32 ID:6fC21ecn0
◇◇◇
昼食を経て、貰った商品券を折半して夏服の購入資金へと充てる。ほんの2着も買えば、7500ポイント分の商品券は消えて自腹の域に達する。
自腹で15000ポイントほど追加で使用して、ひとまず直感で欲しいと思った夏服は揃え終わる。
それでもなお、わたしの手元には10万を超えるプライベートポイントが残っている。
もし特別試験で何十万というポイントが懐に入ってくれば、それはもう泣いて喜ぶと思う。
「結構買えましたね」
「はい、先輩が良いお店を知ってくださっていて大変助かりました!」
「それは良かったですっ」
急遽参戦したイベント終わりの微妙な表情は消え、先輩は笑顔で喜んでくれた。
わたし達はドリンク交換券こそ先輩にあげてしまったけれど、個室の喫茶店で休憩することにした。今日付き合っていただいたお礼も兼ねて。
「天音ちゃんは来たことあるんですね、ここ」
「同じクラスの友達と来ました。何回か」
雨宮さんは眼鏡を外せば超有名人。眼鏡を外していなくても身バレするかもしれないリスクと常に隣り合わせのため、一緒にお茶する時はこの個室の喫茶店を利用する。
そのため大体の気になるメニューは頼み尽くしてしまっている。新鮮味には欠けていたけど、美味しいと分かっているメニューがあると選ぶのも早い。
ドリンクと軽食を注文して、一息つく。
【安価です。
1.「先輩、困ってることありませんか?」
今朝の化野の件を遠回しに
2.「実は……今朝、化野先輩と会いました」
今朝の化野の件を直接
3.「この後、先輩のお部屋でお料理とか……」
4.「今、わたし達1年生は特別試験をやっているんですけど……」
5.「……先輩に悪いことしちゃいましたね」
クイズ大会の件
下1でお願いします。】
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