260: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/21(火) 23:55:41.31 ID:6iS857jM0
それでも一色くんよりは、同性であるわたしの方が話して貰える可能性は僅かに高い。アタックしてみる可能性はあるだろう。
「うん、わたしの方からも声をかけてみるよ」
「うん、そうしてもらえると助かるよ。難航するようだったら声をかけて。僕にも出来ることがあるはずだから」
協力的な言葉を戴いて、その場は別れる。彼はバスケ、わたしは生徒会の仕事をするため別々の道を歩き始める。
その移動時間の中、わたしはやるべき事を整理する。
第一に20時から行われる勉強会に参加すること。
第二に放課後組の不参加者である雨宮さんを説得すること。
雨宮さんはギリギリ赤点になる恐れがある程度のため、本番ぶっつけでもなんとかなる可能性が高い。しかしどうしても退学という自体は避けて欲しい。そのためには勉強会への勧誘は必須となる。
ふぅ、とりあえず今は生徒会だ。今日は道場破りの予定が入っていなかったため、久しぶりに本来の業務につくことが出来るだろう。
【気付き判定。
先程のとは異なります。
直感・洞察力:91(優秀) のためほぼ気付きます。
4:気が付かない
それ以外:この試験の攻略法に気付く
下1のコンマ1桁でお願いします。】
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