【安価】ようこそ実力主義の教室へ
1- 20
234: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/20(月) 15:45:16.91 ID:ClJgpcB/0

「そうか。なら、夏帆を頼るといい。アイツは実家が洋食屋で、何度か作って貰ったがどれも絶品だった。手際も良いし、学べることもあるだろう」

「はい、わかりました。頼ってみます」

 夏帆とは、副会長の1人である四条夏帆さんのことだ。穏やかな佇まいをする方で、放課後の生徒会室ではよく乙葉先輩のお世話をしている。
 かなり話しやすい人で、わたしも何度か話したことがある。頼るのは難しくなさそうだ。

「お前には運動部との対決で活躍して貰っているからな。夏帆も二つ返事で了承してくれるだろう」

 上級生の一部からは道場破りキャラとして警戒されているという悪評を耳にしたが、それでも生徒会のメンバーからは好意的な目で見て貰えている。
 来週か再来週、夏帆先輩に連絡してみるのもアリかもしれない。
 今後の予定が決まったところで料理が運ばれてきて、少し遅めのランチを取る。
 書記ペアの親睦会かつ祝勝会と称したそのランチは会話が途切れることなく盛り上がり、その後はカフェで一息ついて夕方頃に解散となる。
 今日はかなり充実した一日になった。
 そんな感想を抱きながら、一日を終える。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
608Res/522.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice