200: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/17(金) 22:58:14.56 ID:wAYHW6+C0
これでお披露目の式は完遂された。
舞台袖に戻ると、わたしはふぅっと息を吐く。
「緊張したか?」
「そう、ですね。やっぱり緊張しました」
「まぁ、程良い緊張は、人を成長させるための良い刺激になるだろうよ」
ありふれた言葉かもしれないが、良いことを言う先輩だなと改めて実感していると、全校集会そのものが締め括られる。
ここで一旦わたしたちも解散となり、また放課後に生徒会室で集まるようにと指示を受ける。
各々が教室へ戻っていく中、わたしは同じ一年で戻る方向も同じな神宮くんに声をかける。
「一緒に戻ってもいい?」
「うん、もちろんだよ」
中性的な顔立ちをする彼がそう頷くのを確認後、わたしは彼と肩を並べて教室までの廊下を歩く。
「緊張したねー。ただ立っているだけなのに、もう膝から崩れ落ちちゃいそうだったよ」
「僕は舞台袖に居た頃からずっとそんなかんじだったよ。錦山先輩はすごいなぁ、あんなに堂々と話しているんだもん」
「そうだね。経験の差があるとはいえ、自分が全校生徒の前で話す想像はつかないよね」
そんなことを話していると、あっという間に教室前へと到着した。講堂の方からだとAクラスが近く、また放課後に合流する約束を神宮くんとして別れる。
【イベント安価です。
奇数:白髪の男子生徒
偶数:1年Dクラス
下1のコンマ1桁でお願いします。】
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