129: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/11(土) 11:15:48.60 ID:OCYa+xYb0
もし校内で暴力沙汰を起こせば監視カメラの映像を頼りに停学、あるいは退学も免れない。
そういったことを抑止するための監視カメラだと考えれば理解できるが、一つ不可解なことはそのカメラが絶妙に隠されていること。じっくりと視認しなければ気が付かないほど微小なカメラが幾つかあった。
気になる点は無尽蔵だが、それは追々考えるとして今は早見さんのことに集中しよう。
「ほんっとうに今日はごめん。もしよかったら明日とか明後日とか、時間を作って貰うことは出来ないかな」
「……わたしでいいんですか?」
「もちろんだよ。早見さんさえ良ければ、だけどね」
逸らされていた視線が元に戻ると、早見さんは頷いた。
「明日はちょっと……。でも明後日なら、はい」
「わかった。じゃあ明後日ね」
明後日、改めてケヤキモールに出掛ける約束をして、わたしと早見さんは一緒のエレベーターで戻る。
早見さんが十階、わたしが十一階だ。
途中の階で止まることなく十階に着き、早見さんと別れる。その後すぐでわたしもエレベーターを降りて、自室へと向かった。
【イベント安価です。
3・6・8・0:錦山会長・乙葉先輩
それ以外:翌日
下1のコンマ1桁でお願いします。】
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