バトー「茅場? 誰だ、そいつは」 草薙素子「バトー、あなた知らないの?」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/01(水) 22:15:34.45 ID:bk/kSGolO
「いくわよ」
「来い」

少佐の踏み込みに、バトーは反応出来ない。

「シューティングスター!」
「ぬあっ!?」

バチッと火花のようなエフェクトが瞬く。
目の前に居た筈の少佐の姿が消えている。
構えた位置が動かせなかったバトーのナイフはレイピアの衝突により耐久値を失ったらしく、砕けてしまった。

「どう? なかなかのものでしょ?」
「いくらなんでも速すぎやしねぇか!?」

背後から届く声。振り向きながら憤りをぶつけると、細いレイピアでヒュンヒュン風切り音を鳴らしながら少佐は種を明かした。

「この世界にはスキルという概念があるの」
「スキル?」
「ええ。所謂、特殊技能みたいなものよ」

特殊技能。
この電脳空間特有の技術。
元レンジャーのバトーは興味を抱いた。

「それを覚えれば俺にもそんな動きが?」
「出来るわ。出来ないこともあるけど」
「どういう意味だ?」
「通常のスキルとは異なるユニークスキルと呼ばれる唯一無二の技もあるってことよ」

ユニークスキル。プレイヤー特有のスキル。


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