43: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/01(水) 21:31:03.75 ID:MAnuHPGL0
氷川「マジで? ……信じてくれんの?」
「まあ冷静に考えてみりゃ、何かあったって思うよな」
「ゴメン、アタシは一瞬、アンタを疑っちゃったよ……」
黒髪の女子の言葉を皮切りに、ガタイのいい褐色の男子と金髪の女子が頭を下げた。
本科の連中が俺に謝るのは気分がいいけど、そんな事を考えてる暇はないか。
氷川「いや、まあ……許すけど」
「態度デカっ!」
氷川「うるせえ! いいだろ別に!」
下らないし、バカバカしい。低俗なやりとりを交わしてみる。
それは普段の悪友との会話みたいで、本科の連中との壁が無くなったみたいに気軽な空気にしてくれた。
なんだか、肩の力が抜けた気がするな。本科の連中と仲良くなれる。……かもしれねえ。
氷川「……それで、あんた達も目が覚めたらここにいたのか?」
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