67: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 21:47:16.17 ID:lF0ws9bq0
りあむ「ぶえええん、これが友情、りあむちゃんは感動だよ」
あかり「りあむさんが泣く場面じゃないんご。泣き方が汚くて感動できません」
りあむ「りあむちゃんは汚いのか……むしろ、あかりんごは平気なのさ。あきらちゃんの友情に感極まる場面だよ?」
あかり「そういうタイプじゃないんで。本音を言ってスッキリしましたっ」
あきら「うん、あかりらしい」
あかり「りあむさん、きっと色々隠したりしてくれたんですよね?ありがとうございます」
りあむ「うん。あきらちゃんもあかりんごも、何かギクシャクするのはいやだからね。絶対に解決する。ぼくがするわけじゃないけど」
あきら「りあむサン、そこは自分のおかげにしてもいいデスよ」
あかり「奏さんから銀のアクセサリーを貰ったんですけど、これも知ってますか?」
あきら「うん。もしものために、渡してもらった」
りあむ「このことを話す前に何かあると困るからね。ぼくたちに秘密にするなら相手にも気づかれないから」
コンコン
あかり「はい、どうぞ」
千夜「失礼します。お話は終わりましたか」
りあむ「白雪ちゃん、ベストタイミングだよ」
あかり「千夜さんもありがとうございます」
千夜「何を、でしょうか」
あかり「私のこと、心配してくれて」
千夜「最善の手ではなかったかもしれません。許してくださるのなら、幸いです」
りあむ「それで、白雪ちゃんは何しに来たの?」
千夜「辻野さん、どなたか自室にお泊りさせてもよいでしょうか?」
あかり「大丈夫ですっ、人が居ても寝れますから。何人ですか?」
千夜「お2人のどちらか1人で」
あかり「あきらちゃん、一緒に寝るんご」
りあむ「即答なのか。りあむちゃんはショック、でもないか。先輩と同級生なら同級生だ」
あきら「それじゃ、お邪魔する」
千夜「かしこまりました。お布団は準備します」
りあむ「白雪ちゃん、ぼくは?まさか車とか言わないよね?」
あかり「そこまでうちは狭くないんご」
千夜「お前は私と同じく客間です」
りあむ「ザコ寝ってやつだ。ザコメンタルなりあむちゃんにはぴったりだよ」
あきら「そういう意味じゃないデス」
千夜「それでは、ごゆるりと。気のすむまでお話ください」
りあむ「いや、夜更かしはだめだな。明日が本番だから」
あかり「……はい。詳しい結果は明日聞きます」
りあむ「白雪ちゃんも寝るんだよ、早めに。お世話とかいいから」
千夜「お前が言うことではありません。ですが、そうします」
あきら「自分もそうする。お風呂、入ろうかな」
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