39: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 21:18:52.01 ID:lF0ws9bq0
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山形市内・某所
椿「……♪」
凪「ここは趣ある建物の前。今の状況を一言で表すのなら」
あきら「修学旅行の記念撮影」
奏「言い得て妙ね。カメラマンさんは楽しそうよ」
若葉「椿ちゃんは映らないんですか〜?」
椿「入ります、スイッチ撮影の準備はバッチリです」
りあむ「あるよね、何故か写真のためだけに降ろされるの。あかりんごは来たことある?」
あかり「はい。修学旅行じゃなくて校外学習でした」
あきら「あかりの実家から近い……んだっけ?」
あかり「バスに乗ったらすぐでした」
凪「かきかき、スケッチブックにかきかき」
千夜「凪さん、何をされてるのですか」
りあむ「あかりんご、中に入ったことある?」
あかり「はい。何度も来ました」
りあむ「じゃあ、入らないことを決めた!お昼の時間も近いし!」
凪「凪は今日の日付を書きました」
奏「ふふっ、本当に修学旅行の記念撮影みたいね」
千夜「凪さん、名前を書きましょう。SDs、山形旅行記念としておきますか」
あきら「あはっ、それいいね。ぜんぜんクールじゃなくて」
若葉「カッコつけないぐらいいいですよ〜」
椿「立ち位置を調整しますね。りあむさんは真ん中に」
りあむ「え、ええ、ぼくは端っこでいいよぅ」
あきら「こういう時に真ん中に行かないでどうするんデスか」
あかり「そうです!どうせこれまでの修学旅行の写真は端にいるんですから!」
りあむ「どうして知ってるのさ!言ったことないぞ!」
若葉「さっき自白してみたいなものですよ〜」
椿「奏さん、もう少し右に。凪さん、スケッチブックは頭の上でもいいですよ」
凪「なるほど。では」
あかり「あはっ、凪ちゃんかわいいんご♪」
凪「ほめられた。悪くない」
りあむ「若葉お姉さん、全員集合出来なくてごめんね」
若葉「いいんですよ、こうしてるのが奇跡みたいですから」
あきら「何時か撮ろう、全員一緒に」
椿「いいですよ、私も入りますね」
奏「椿さん、どうぞこちらに」
椿「ありがとうございます。それじゃあ、撮りますよ。はい、ポーズ」
あきら「ニッ」
あかり「んご!」
りあむ「凄いシャッター音がしたな……連射か」
椿「何回か撮りましょうね」
りあむ「椿さん、後1回だけにしよう!好き放題させるには時間がない気がする!」
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