109: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:35:32.32 ID:lF0ws9bq0
クラリス「渦中の音楽プロデューサーが人を集めています。新たな才能をお披露目するために」
ちとせ「演奏会があるんだっけ?」
クラリス「はい。その中で中学生のコーラスを募集していました、利用させていただきます」
ちとせ「潜入捜査ね、楽しそう♪」
裕美「危険はあるけど」
涼「先に動かなければ、大きな危険に襲われる未来になるだけだ」
芳乃「備えは万全にご協力しましょうー」
クラリス「聖さんはオーディションに合格しています」
涼「聖、凄いじゃないか」
聖「歌は好きだから……」
涼「颯もか?」
颯「そんなに凄くないよ、オーディション通るなんてムリだよー」
クラリス「地元枠がありましたので、颯さんだけを推薦し受理されました。ちとせさん、ご協力ありがとうございます」
ちとせ「推薦者は『チアー』と関係ないみたい。簡単に意見を変えられたよ」
颯「歌の練習もしてるし、聖ちゃんと一緒にがんばるよ」
奏「嘘の基本は、本当を混ぜること」
美由紀「お歌もがんばってねー」
聖「うん……がんばる」
クラリス「私達のわかっていることは多くはありません」
裕美「『チアー』が本当に関係してるか、まだわからない」
ちとせ「『チアー』と関係なく誰が不思議な力をつかっているかも」
涼「音楽プロデューサーが、その人物とは限らないな」
芳乃「何が起こるかもわかりませぬー」
涼「颯も聖も力を頼り過ぎるな。普通の中学生だと思って、自分を守るんだ」
颯「わかってる」
クラリス「お話は以上です。ご協力を」
聖「……はい」
颯「やってみる。なーに心配かけないように」
……第4話に続く
終
製作・ブーブーエス
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