108: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:33:31.77 ID:lF0ws9bq0
クラリス「ご協力ありがとうございます」
聖「大丈夫……時子と約束もしたから」
クラリス「涼さん、調査に進展は」
涼「残念だが、ない。わかっていること以上は、見つけられなかった」
颯「凄い音楽プロデューサーがいるんだよね」
奏「短時間の間に多くの才能が育った」
ちとせ「CDもたくさん出てる」
芳乃「業界内での評価は更に高いようでしてー」
聖「確かに……素敵な歌だと思う……」
ちとせ「だけど、ちょっと異常かな」
奏「涼はどう思うかしら」
涼「優秀な指導者で見違えるように変わるのは良くあることだ。だが、ここまでは変わらない」
ちとせ「練習とかでは変えられないものってあるでしょ、そういうものが変化している」
涼「売れたり評価されるのは更に大変なはずだ。ましてや、頭の固いお偉いさんの意見を変えてる。この雑誌とかな」
奏「絶賛が多数。多数に入らない人物も次々と意見を変えてるわ」
涼「どんな力を使ったのやら」
聖「歌に何かしてる……?」
涼「そことは言い切れないが」
奏「作為があるのは間違いない」
クラリス「ええ。それ故に、関与を疑っています」
裕美「『チアー』の能力を持った人間の」
クラリス「はい。『チアー』が何故関与しているかの理由は未だ見当もつきません」
涼「だが、『チアー』はアタシ達と敵対するような行動はこれまでしてる」
裕美「用心に越したことはないよね」
ちとせ「望まずに、私みたいになっちゃう人を増やしたくはないもの」
颯「……うん」
クラリス「そして、チャンスでもあります」
裕美「先に動いて、捕まえる」
クラリス「正体も所在も未だにわかっておりません」
ちとせ「そんな相手を待ってられないね」
奏「私は賛成。でも、その方法は?」
聖「……それで、来たの」
涼「聖と颯に協力してもらう」
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