杉元佐一「少し席を外すぞ」アシ?パ「オソマか?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/08/22(日) 21:37:49.32 ID:vpqtKWKGO
「フハッ!」

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

信じられないかも知れないが、この哄笑はアシリパさんのもので、彼女が俺の脱糞に興奮して愉悦を抱いたことに、奮えて、漲る。

「ヒンナ!」
「ヒンナ! ヒンナ!」

食ったら出る。当たり前のことだ。
だからこそ、俺たちは生きている。
出るのは食ったから。だから感謝。

そんな当たり前のことをもしもおかしいと抜かす奴がいるのなら、俺が相手になろう。

「杉元」
「なんだい、アシリパさん」
「暗くてよく見えなかったけど……」

事後、俺たちは背中で互いを温め合いながら満天の星空を眺めて言葉を交わす。

「杉元の尻穴は私のおじいちゃんより尻穴よりも立派だった」
「それって、たしか……」
「うん。エカシオトンプイ」

アイヌ民族の赤ん坊には病魔が寄り憑かぬように汚い意味合いの名前がつけられる。
エカシオトンプイは祖父の尻穴という意味。

「だから私たちが産んだこのシ・タクタクにはフウラテッキと名付けようと思う」
「フハッ!」

シ・タクタクは糞の塊。
フウラテッキは臭く育つ。
つまり、糞の塊を臭く育てるらしい。

「くっく。やっぱりオソマ大好きなんだな」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

堪らず哄笑した俺には反論など出来ない。
そんな、金塊などよりよほど価値あるこのゴールデン・オソマをふたりで雪に埋める際には雪解けが待ち遠しいと、そう思った。


【ゴールデン・オソマ】


FIN


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