野原しんのすけ「僕が……オラが風間くんを救ってやるゾ」風間トオル「えっ……?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/08/01(日) 20:39:40.22 ID:fWK0a0/zO
「しんのすけ……」
「なんだ、風間」
「僕が悪かった」
「お前は何も悪くない」

僕は泣いた。僕はしんのすけに慰められた。

「世界を救うためには犠牲はつきものだ」
「違う……こんなの救いじゃない」

頭ではわかっていた。しかし実行に移すと。

「こんなこと……もうやめよう」
「今更なに言ってんのよ!?」

弱音を口にすると、ネネちゃんに叱られた。

「そもそもあんたが私たちをスーパーエリートにしたんでしょ!?」
「ごめん……ごめん」
「その出来の良い頭で考えなさいよ! この先ずっと争いが絶えない世界と、争いがなくなった世界、どっちが犠牲が少ないのか!!」

しんのすけとネネちゃんは正しい。だけど。

「それでも僕は、友達が大切だから……」

世界がどうなってもいい。友達さえ居れば。


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