65: ◆3m7fPOKMbo[sage saga]
2021/09/20(月) 16:49:33.46 ID:pdmSh92D0
ぐぅ
あなた「おやおや」
ミア「……」
ランジュ「ミア、またご飯抜いてたのね。ちゃんと食べないと…」
あなた「そういう事なら二人にごちそうをしよう」
ランジュ「ごちそうって、あのね…」
ガチャリ
彼方「やっほー」
エマ「元は私たちの部室だけどいいのかなっ…ってランジュちゃん。部長さん、どうしたのその手!?」
ランジュ「悪戯しようとして脚立から落ちたのよ」
ミア「ベイビーちゃんに万が一があったら璃奈に顔向けできない!」
あなた「ミアは大げさだよ。彼方さん、例の物は?」
彼方「もちろん。まあ、折角五人だし、それで食べようか」
あなた「ミアがお腹ペコペコみたいでね」
彼方「はいはい。部長さん、コンロは?」
あなた「はい、バーベキュー用大型コンロ―」
ランジュ「部の備品…」
彼方「やかん二つー、フライパンひとーつ」
あなた「丼は…まあ、これでいいや、うん」
彼方「ピーマンを切ります。勇気を出してみじん切りまではしなくていいね」
あなた「ツナ缶を…あけれない」
エマ「しょうがないなぁ…」
彼方「ありがとう。さてさて、ピーマンを炒めてー」
あなた「お湯が沸いたので、ランジュさん。丼にこいつを頼む」つチキンラーメン
ランジュ「え、ええ」
ミア「これは確か…璃奈とベイビーちゃんが話してたチキンラーメン、だっけ」
あなた「璃奈ちゃんと話してたら食べたくなってね。せっかくだからミアに食べさせたかったのさ」
ランジュ「いつの間にミアと仲良くなってる…」
ミア「そりゃそうさ。ボクの師匠みたいなものだからね」
彼方「師匠?」
エマ「師匠?」
ランジュ「師匠? 師匠って先生って意味よね。ミアが、じゃなくて?」
ミア「うん。ベイビーちゃんさぁ…」
あなた「おっとミア。秘密の話はそこまでだ。沸いたお湯をどんぶりに入れる役目を授けよう」
ミア「はーい。あちち…」
あなた「そして卵を贅沢に二つ割り入れるのだ。この役目はエマさんにあげるね」
エマ「う、うん。こんな感じ?」
彼方「そうそう。そして火を通したピーマンとツナをあえて…」
あなた「三分間、待つのだぞ」
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