【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」スペ「2スレ目です!」【安価】
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657: ◆FaqptSLluw[sage saga]
2021/08/23(月) 20:48:45.85 ID:9tDKi9xF0
正味3回目のループで有馬(というか本当は天皇賞・春もですが)は無理ゲーに相当する難易度なので、よく頑張ったほうだと思います。
ご意見を交わしていただくのは喜ばしいことですが、ご意見を述べていただく際には語調には気を付けていただけるととても助かります。
よろしくお願いいたします。

―――

 有馬記念の賑わいは、さながらジェット機のエンジンのようだった。

 ゲートインするウマ娘を見て、喧々諤々、気炎万丈の鬨の声をあげる続ける客の熱狂ぶりは――まさしくこの有馬記念が、スターウマ娘が一堂に会するレースであることを何よりも示唆していた。

 そんな喊声の中、マヤノトップガンはトレーナーの姿を探していた。

 海のような客の流れの中に、いつもの顔が見えて――マヤノトップガンは少し安心した。


(見てくれてる)


 挫けそうなとき、折れそうなとき。

 トレーナーはいつも、マヤノトップガンに言葉をかけ、慰め、ときに叱咤してきた。

 そのどれもが、マヤノトップガンにとって重要な思い出で――そして、力だった。

 ナリタブライアンの持つ力を孤高のものとするのであれば、マヤノトップガンのそれは絆の力。

 繋がりが齎す、太陽のような温かい力。


「……すぅ、はぁ」


 深く息を吸って、吐く。

 トレーナーとの思い出を振り返って、心に燃料を入れたマヤノトップガンは、内に籠った熱を吐き出すように呼吸する。 

 思い出を振り返って心を温かくしても、レースが始まれば冷静に判断を下さなければならない。興奮や高揚は大事だが、しかしそれ以上に求められるのは――冷静さだ。

 特に今回は、有馬記念という大舞台。マヤノトップガンはいつもよりも冷静に、慎重になる必要に迫られている。

 深く、深く息を吸う。

 ファンファーレが鳴り響き、客席の喧騒は水を打ったように沈黙していた。

 一瞬の静寂が、場を支配する。何処までも高まる集中力と――緊張感。

 爆発せんとするそれを必死につなぎとめて――。


 ガコン。


 板が切られるとともに、加速する!


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