黒のリリス「六号……?」戦闘員六号「これからは俺がリリス様を守りますから」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/18(日) 20:49:20.06 ID:jLcWqk3bO
「リリス様ぁ!!」
「っ……いけっ! 触手たち!!」

あまりの惨状に僕の頭脳を持ってしてもまったくついていけないけど、六号が僕に何をして欲しいのかだけは、はっきりとわかった。

周囲に散乱した触手を1本にまとめて。
それを六号に接続する。六号の穴に。
僕と違って、たったひとつの尻穴に。

「お?」

ズボッ!

「フハッ!」

極太の触手を尻から生やした六号が、その圧倒的な万能感に酔い痴れて、愉悦を溢した。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

噴水みたいな下痢便のあと、尻からは1本の長大な触手が出現した。悪夢のような光景だ。
悪党。その2文字を体現した戦闘員の哄笑。

「寄って集ってリリス様を虐めんじゃねえ! この六号様が相手になってやる! いくぜ!」

六号の背中に足を乗せ、糞塗れになった青ヒーローが極太の触手を腹に受け、身体をくの字に曲げて吹っ飛んだ。唖然とする赤のヒーロー。六号の視線がモノクルごしに届いた。

わかっている。僕たちは仲間だ。僕は君の。

「何を見惚れているのかね、ヒーロー。君も六号のように尻から触手を生やすがいい!」

僕は君の生みの親だから。だから負けない。

僕の最後の触手が、ヒーローを貫いた。
いや、紙一重で躱されたか。まあ、いい。
尻を押さえ、恐怖で顔を引き攣らせている。

糞塗れの青のヒーローと貫通の恐怖を味わった赤のヒーローの正義は、もはや喪われた。


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