71:名無しNIPPER[saga]
2021/08/02(月) 03:37:15.18 ID:uIm6cwK+0
桂馬『今僕、いや僕達は犯人に殺されかけてどうにか教室に身を隠している』
桂馬『ぶっちゃけ逃げるだけならこっちだけでどうにかなりそうだが』
桂馬『相手が相手だ。とち狂って学校に残ってる奴らを殺す可能性がある』
桂馬『だから職員室……いや』
桂馬『今から言う場所の付近でいいから結界を張ってくれ』カリカリ
桂馬『そっちに奴を誘き寄せるから頃合いを見てな』
ディアナ『…分かりましたが、結界や魔術を使って防いでも意味が無いのでは?』
ディアナ『私より魔力が強い者では簡単に破れて…』
桂馬『それなんだが、多分相手はそんな強くない』
ディアナ『え』
桂馬『なんなら悪魔の力を借りた人間の可能性すらある』
エルシィ『えぇ!?にーさまさっき悪魔の可能性の方が高いって…』
桂馬『うるさいちょっと黙ってろ』
桂馬『そもそも魔力が高い云々の話はエルシィがソースだ』
桂馬『エルシィの直感よりお前の力量の方がよっぽど信頼できる』
エルシィ『うぅ…』ドバババ
ディアナ『わ、私の方が…信用できるって…///』
桂馬『それに単なる言いがかりじゃない』
桂馬『相手は確かに飛んだり人とは思えない力で武器を投げてくるけど』
桂馬『刃物を投げてくるだけで他に魔法で攻撃しないんだ』
桂馬『相手が僕がさっき言ったようなラスボスみたいな奴なら校舎を丸ごと氷漬けにするなり火炙りにでもすれば探すまでもなく簡単に殺せるだろう』
桂馬『さっきも苦し紛れな方法で逃げてきたが透明になってるのに気づいてる様子も無かった』
ディアナ『成る程、気配も感じられない程となるとそこまで魔術の類を使いこなせてるとは到底思えませんね』
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