144:名無しNIPPER
2021/08/15(日) 00:13:04.01 ID:HChTNror0
桂馬「まぁ、よく分からないよな」
桂馬「僕が狙いじゃないならなんであいつらをエルシィが殺したんだ?」
桂馬「女神狩り…ならどうせここまで派手にやらかすなら最初から僕を脅すなりして奴らを誘き寄せる方法もあったのに…」
桂馬「そもそも僕は何故生かされてるんだ…」
ハクア「……」ジィィ
桂馬「な、なんだよ」
ハクア「…お前、本当に分からないの?」
桂馬「そ、そりゃ…よく分からないだろ」
桂馬「情報も少ないし」
ハクア「ふん」ゲシッ
桂馬「いだぁっ!?」
ハクア「ふんふんふん」ゲシゲシッ
桂馬「いたいいだなんで!?」
ハクア「べっつに〜?」
ハクア「落とし神(笑)の癖にそんな事も察せないのか〜って馬鹿にしただけー」
桂馬「なに…を、分かったような口を…」グググッ
ハクア「……なんで真っ先に私を狙いに来ないのよ…」チッ
桂馬「あ?」
ハクア「何でも無いわよ!!」
ハクア「でもまぁ…腑に落ちたというか、何というか」
ハクア「すっきりはした…気がする」
桂馬「待て待て僕にも分かるように説明しろ」
ハクア「それ位自分で考えなさい鈍感神」
桂馬「えぇ…」
桂馬「お前さっきから言ってる事滅茶苦茶だぞ」
ハクア「お前にだけは言われたくないわ」
ハクア「まぁ…そうね。お前の身はある意味絶対安心だとは思うけど」
ハクア「面倒くさい事になってるのは間違いないわね」
ハクア「とにかくここで道草なんか食ってる場合じゃないわ」
ハクア「早く冥界に逃げるわよ」
桂馬「冥界…地獄か」
桂馬「死んでないのに人間が地獄に行けるのか?」
ハクア「普通はいけないわ。法的にも本来存在を認知されてはいけないとされてるから連れて行ったりなんかしたらただじゃ済まないわ」
桂馬「それじゃどうやって…」
ハクア「どうも何も裏のルートを使うしかないじゃない」
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