134:名無しNIPPER[saga]
2021/08/12(木) 17:58:07.23 ID:sovW88jI0
ズオッ
「……桂馬君」
「いきなり無関係のおじさんが君に突っかかった上に面倒事を押し付けるのは筋違いだと承知の上でお願いしたい」
「もしあなたが生き延びて、余裕ができたらでいい」
「結さんと美生さんを是非護っていただきたい…」
桂馬「…何であんたはその2人を知ってるんだ」
「私の孫の友人…幼馴染なのでね」
「今や学校は違えど交流は未だに続いています」
「彼女達が亡くなれば…うららも悲しんでしまう」
桂馬「……あんたがいなくなればもっと悲しむぞ」
「ふふ…そうですね…」
「…そうかも、しれませんね」
ズシン
「行きなさい、桂馬くん」
「タイムリミットですよ」ズシン
桂馬「…っ…」ズシン…ズシン…
桂馬「くそ、くそっ、くそぉっ!!」ガンッ
桂馬「何がどうしてこんな事に…!」ガチャ
ダダッ
「…ありがとう、桂馬君」
「………」ズシンズシン…
「すまないうらら…」
「だが君はもう1人で生きていける」スッ…
「頼れるお友達を大事に、仲良くしなさい…」
ピンッ
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