凛「……」まゆ「……」【セ〇クスしないと出られない部屋】
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2021/07/11(日) 09:39:18.70 ID:yy6cXhQg0
凛「まゆ。もうちょっと下げられない? 私は上げるから」
まゆ「ええ、できます。これで――同時に引っ張り合えばっ」
凛「いけるね。せーのっ!」
ギュウッ
まゆ「まだです。このぐらいなら二人で暴れたらほどけるかもしれません。もう一回、せーのっ!」
ギュウッ、ギュウッ
凛「よし、これなら大丈夫!」
まゆ「ふう、ガスが注入されるまでに間に合ってよかったですよねぇ」
凛「ほんとほんと♪」
まゆ「うふふ♪」
凛「……」
まゆ「……」
凛「ねえ……もうじきガス状の媚薬が注入されるんだよね?」
まゆ「……そうですね」
凛「何で私たち……正面から……それも至近距離で向き合う形で、お互いを縛り合ってるの?」
まゆ「……これ、常に凛ちゃんとくっついている形ですし、手を動かせないだけで……いくらでも……」
凛「むしろ距離が取れない分、余計状況が悪化してるじゃない!!」
まゆ「身動きが取れないようにすることばかり考えてしまい……これは盲点でした」
凛「ちょ、ちょっと! 落ち着いてないでさっさとこのシーツを外すよ!」
まゆ「そうですね……っ! だ、ダメです! 結び目がカッチカチです!」
凛「それでもやるのっ! 急がないとそろそろ――」
プシューッ
凛「は……始まった!!」
まゆ「なるべくガスを吸わないようにするには……凛ちゃん、ベッドに隠れますよ!」
凛「なるほど! 毛布で体を覆えばいくらかマシになるかも!」
トコトコトコ、ゴロン
まゆ「二人三脚ほどではありませんけど、なかなか動きづらいですね」
凛「あとは毛布をかぶって、なるべく息を深く吸わないようにしながら助けを待とう」
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