【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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81: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/09/08(水) 23:39:28.34 ID:MDP1/vAO0
球技大会当日、午前。

P(球技大会の日がやってきた)

P(恋鐘には、ここで目立ってもらう必要がある)

P(あの歌があれば最初の審査は問題なく通るだろうけど、その後のことも考えないといけないからな)

P(競技に全力を注いでもらいつつ、休憩中のゲリラライブで学校関係者たちを魅了する――)

P(――それが今日の恋鐘の動きだ。まあ、予定だが)

恋鐘「P!」

P「うおっ……って、恋鐘か。どうした?」

恋鐘「え〜? 別にどうということもなかよ?」

恋鐘「特に用はない!」

P「そ、そうか……」

恋鐘「えへへ」

恋鐘「……ほんとは、ちょーっぴり緊張しとったい」

恋鐘「やけん、Pに話しかければなんとかなるかなって」

P「ははっ、そういうことか」

P「大丈夫、恋鐘ならやれるさ」

P「競技は普通に楽しめばいいんだ。その代わり、できるだけ全力で、な」

P「ゲリラライブのことは……まあ、緊張はするだろうけど――」

P「――恋鐘の歌があればきっとうまくいく、俺はそう信じてるよ」

恋鐘「P……」

P「自信を持ってくれ」

恋鐘「誰に言いよーっと? うちはアイドルになるために生まれてきた女やけん、自信ありまくりばい!」

P(胸を張って――慣用句的にも物理的にも――得意げに言う恋鐘)

P「ああ、それでこそだ」

P(今日は、恋鐘の、学園の“アイドル”としての初イベントの日と言っても良いだろう)

P(しかし、不安はない。恋鐘なら、きっと……)

P「……っと、そろそろ始まる時間か」

P(最初の競技は恋鐘が出るやつだったな)

P(俺のはだいぶ後だ)

恋鐘「そうやね。じゃあ、行ってくるばい」

P「ああ、いってらっしゃい」


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