【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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29: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/12(月) 01:40:41.01 ID:RKrSMy7s0
結華「……!」

結華「Pたん……今のはさぁ……ちょっとさぁ……」

P「えっ、なんだ?」

P(何かまずいこと言ったか……?)

結華「は〜……自覚ナシとか……これだから……」

P「す、すまん……?」

結華「そこで謝っちゃうとことかも、ぜーんぜんわかってない……」

結華「Pたんってば、存外タチ悪いよね〜」

結華「……これは苦労しそうだなぁ」



2時間目終わり頃。

〜廊下〜

P スタスタ

P(今日の体育は思ったよりも早く終わったな……どこか適当な場所で休むとしよう)

P スタスタ

「あ、フフ……P」

P「……っとと」

P(誰かに呼び止められた)

「おや、こんなところで、どうしたんだい?」

P「え? いや、その……」

「おっと、いきなりで驚かせてしまったかな。私は――」

咲耶「――白瀬咲耶だ」

P「いや、それはわかる」

P(間違えようがない)

咲耶「覚えてくれていたようで嬉しいよ。なにしろ、まだ一度しか話していなかったからね」

P(むしろ、一度でも話せば忘れなさそうだが)

P「ははっ……そっちこそ、俺なんかのことをよく覚えてたな」

咲耶「俺なんか――などと卑下するものではないよ。アナタはもっと胸を張っていいんだ」

咲耶「それに、“そっち”……ではないだろう? ちゃんと、名前で呼んで欲しい」

P「す、すまん。……咲耶」

咲耶「フフ……なんだい?」

P「あ、その……呼んだだけだ」

咲耶「構わないよ。口実が無くても一緒にいられる関係というのは、心地よいものだからね」

咲耶「あるいは……、一緒にいるために口実を作りたい――そう思える関係性もいい」

P「ああ……」

咲耶「……と、私としたことが配慮に欠けていた」

咲耶「もし先を急いでいたというなら、遠慮なく行くといい。アナタに迷惑をかけて印象を悪くしたくないからね」

P「別に気にしてないよ。単に、体育が早く終わったから、どこで休もうか考えていたところなんだ」

咲耶「良かった。それなら――……」

「おーい!!!」タタタタタ

P「ん? ……って、おいおい……!」

P(ぶつかる……避けられn……)

恋鐘「いぇ〜い!」ドンッ


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