【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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◆bXCm/le03U
[saga]
2021/07/12(月) 01:07:48.95 ID:RKrSMy7s0
「……まだ、何か用があるんですかぁ?」
P「もういい時間だし、こんなところに1人で居続けちゃ危ないんだ」
「それ、さっきも似たようなこと言ってましたよねー」
P「ああ。危なくて放っておけないよ」
「……」
「……お兄さん、変わってますねー」
P「普通は心配するよ」
P(これが俺の普通なのだろうか)
「……初めて会った相手に、こんなしつこく叱る人、フツーとは言いませんよー?」
「……」
P「……」
「まぁ、そんなに言うなら、お兄さんに免じて今日は帰ってあげますねー」
P「そ、そうか。それは良かった」
「それではぁ、さよーならぁ」スタスタ
P「……」
P(……駅の方に向かって行ったな。ちゃんと帰宅してくれるといいんだが……)
P「あ、俺も帰らないと」
P(彼女が行った方向に、俺も歩いていく)
P(他人とこれだけ話したのは、いつぶりだろうか)
P(不思議と、彼女とのやり取りで疲れを感じることはなかった)
P(むしろ、それまでの疲れが取れたとすら……)
P「……ははっ」
P(俺は――楽しかった、のか?)
翌日。
〜学校 教室〜
P「結華。頼まれていたやつだ」
結華「ありがとうPたん〜! これで三峰は一片の悔いもありませんよ〜〜」
P「ははっ……そんな大げさな」
結華「それに……ちょっとオシャレな紙袋だね?」
結華「まるで中身の想像がつかないくらいには、ね」ミミウチ
P「あ、ああ……まあな」
P「そのほうがいいだろ?」
結華「……! うん、そう……だね」
結華「ありがとう、Pたん」
P「どういたしまして」
結華「このお礼は必ずするから……! 三峰、恩を忘れるような人間ではありませんし」
P「わかってるって。まあ、見返りを求めてやったわけじゃないけどさ」
結華「またまた〜? お礼されたらPたんだって嬉しいでしょ?」
P「それは……まあ」
P「でも、さ。なんていうか」
P「結華のためにやったってだけなんだ」
P「結華が喜んでくれたし、俺はそれだけでいい」
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