【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
1- 20
168: ◆bXCm/le03U[saga]
2022/10/13(木) 01:11:40.07 ID:MQWFQbfK0
恋鐘「それが聞けてよかったー……!」

恋鐘「もう、今はとりあえず満足!」

恋鐘「P、……いや、プロデューサー――」

恋鐘「――行ってくるばい!!」

P「ああ!」

P「行ってらっしゃい、恋鐘!!」


数時間後、文化祭アイドルステージ、月岡恋鐘。

P(俺は、スタッフオンリーのステージ脇のところから、恋鐘のステージを見守った)

P(安定して人気のある歌は何の問題もなく披露された)

P(やはりというか、これは大いに盛り上がって、1曲目に時点で、会場は恋鐘による流れで一気に温まった)

P(トークもあったが、恋鐘のキャラクター性が功を奏したのか、歌とは違う形で会場を沸かせてくれた)

P(与えられた尺――定められた時間内では、歌が数曲と間にいくらかのトーク……)

P(ラストは曲だった)

P(ただの曲じゃない。普通の歌とは言えない)

P(難易度が高めのダンスと一緒に行う歌だ)

P(歌による情緒とダンスによるメリハリ――)

P(――これらが融合して1つのパフォーマンスとして完成する)

P(恋鐘が気にしていた、苦手、あるいはできない振り付けやステップだったが……)

恋鐘「!?」ヨロ・・・

P「くっ、恋鐘……!」

恋鐘「っ」トッ、タタッ

P「即興のステップでミスをミスに見せなかった……だと」

P「そうか、恋鐘には、できたんだな。そういうことも」

P「ははっ、アイドルになるために、生まれてきたんだもんな)

P(……確かに、失敗はしたのかもしれない)

P(しかし、それはお手本通りに行った場合の話だ)

P(何をもって失敗と見なすかなんて、自分で決めることじゃない)

P(相手に成功だと言わせてしまえば、それは正真正銘正解なのだ)


P(文化祭での恋鐘のステージは大成功に終わった)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
197Res/227.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice