【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
1- 20
141: ◆bXCm/le03U[saga]
2022/10/06(木) 02:45:19.63 ID:oZAoSis40
P(もし無線マイクを受け取っていなかったら……)

P(しかし、恋鐘は何故それを知っていた……?)

恋鐘「えへへ……ありがと!」

恋鐘「みんな〜〜! ほんなこてありがとう〜〜〜〜〜!!!」

P(大成功だ)

P(それは間違いないのに)

P(俺は1人……、それは朝礼台の後ろなのかどこなのか、とにかく置いてけぼりになっていた)


P(恋鐘の周りにはギャラリーやファンが押し寄せて近づけそうにない)

P(はづきさんをはじめとする教員の人たちが迫り来る生徒たちを抑えて恋鐘に危険がないよう配慮してくれている)

P(それもそのはずだ。はづきさんに頼んで、そうなるように手配してもらっていたから)

P(でも、俺にとってはそんなこと……“そんなこと”と思えてしまうほど)

P(この成功の裏が気になって仕方なかった)

P「どうせ、しばらく恋鐘には近づけないんだよな」

P(今日は体育祭だ。まだ午後の競技が残っているし、恋鐘ははづきさんと一緒に化粧直しがある)

P(俺は1人、適当に目的もなく校内をぶらついた)


〜保健室〜

P「ここにたどり着いてしまった……」

P(それは、偶然か、必然か)

P(恋鐘に耳打ちをした霧子の姿があったから、どちらかといえば必然なのかもしれない――)

P(――そんなことを思いながら戸を開ける)

ガラガラ

P「失礼します」

P(相変わらず、どういうわけなのか――いや、今日は体育祭だから本当に別の場所に用があっていないのか――わからないけど)

P(養護教諭はいない。代わりにいたのは……)

P「……霧子」

霧子「あっ、Pさん」

霧子「恋鐘ちゃんのお歌、ちゃんとうまくいきました……♪」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
197Res/227.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice