【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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140: ◆bXCm/le03U[saga]
2022/10/06(木) 02:29:02.53 ID:oZAoSis40
P(いや、まだ終わりじゃない)

P(この後の流れは、間奏の間に恋鐘が朝礼台にこっそりやってきて、大サビからは皆の前で歌うというものだ)

P(それが全部終わらないと、成功とは言い切れない)

P(来る途中とか壇上に上がる時とかにコケないといいけど……)

P(俺は既に朝礼台の近くに移動して待機をしている)

オー!

スゴカッター!

P(よし、間奏に入った!)

アイカラズスゴイネー

イヤイヤコノキョクハマダオワッテナインダッテ

マジカヨ!?

コガタンマッテルヨー!!!

P(お、見えてきた見えてきた)

P「ここまでは順調、だな」ボソ

P(恋鐘が朝礼台のすぐ近くまで来てる――って、あれは?)

P(俺は、一瞬――いや、本当に一瞬と呼べるくらいしか時間がなかったのだが――目の前の光景を理解できなかった)

P(霧子が、通り過ぎる恋鐘を呼び止めて何やら耳打ちをしたのだ)

P(言伝はすぐに終わり、恋鐘は予定通りにのぼるべき壇上の前にたどり着く)

P(霧子の伝えた内容が気になったが、それを気にしている余裕はなかった)

P(恋鐘が、無線マイクを受け取り、そのまま……って!)

P「こ、恋鐘っ、接続されてるのは有線のマイクのほうだ――」

P(駄目だ、間に合わない……! しかし、裏方の俺が目立ってしまっては……どうしようどうすれば)

P(こんなとき、プロデューサーならどうする!?)

恋鐘「〜♪」

P(あ、あれ?)

P(普通に、流れて……る?)

P(同時に、俺は目を見張る光景を前にする)

P(有線マイクの長いケーブルに脚を引っ掛けて転んでいる生徒がいたのだ)

P(自分のことでまったく気づけないでいたのだ)


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