【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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116: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/12/18(土) 02:07:46.81 ID:ubFum9dmO
恋鐘「お、遅うなってしもうた〜!」

恋鐘「待った?」

P「大丈夫だ。さっき来たばかりだからさ」

恋鐘「そう? それならよかばってん」

P(恋鐘の顔を見る。夜なので街灯と月明かりしか照らすものがないが、それでもわかる――)

P(――薄くてもきちんと化粧をしていて、人前に出れる状態だ)

P(たかが俺1人のために、だ)

恋鐘「P?」

P「……恋鐘」

恋鐘「うん」

P「俺は陰から恋鐘を支えて、W.I.N.G.で……そしてアイドルとしてもトップに連れて行きたいと思っているんだ」

P「そのためにも、俺は目立っちゃいけない」

P「恋鐘にも必要以上に関わってはいけない、執着してはいけない、と」

P「そう、思っていた……んだ」

恋鐘「……うん」

P「今日の放課後――あの場にいた子は摩美々っていう後輩でな、イタズラ好きな奴なんだ」

P「俺はからかわれているだけなんだよ」

P「恋鐘が思っているようなことは、おそらく、何もないんだ」

P「いや、その話は今はとりあえずいらないか、すまん」

P「で、恋鐘でなくとも同じくらい頑張れるとか、来年は摩美々をプロデュースしようと思ってるとか、そういう発言なんだけどな――」

P「――あれは、方便だよ」

P「俺が恋鐘を……その、えっと、だな……」

恋鐘「?」

P(今なら、言えるか)

P「……っ、お、俺が恋鐘を好きだってことが知れたら!」

恋鐘「っ!?」

P「それは……恋鐘がアイドルをやる上で、良くないことなんだ」

P「だから、できるだけ俺が恋鐘にこだわっていないように見せるしかなかった」

P「そう思っていたんだ」

P(言ってしまった……)


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