【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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◆bXCm/le03U
[saga]
2021/07/09(金) 01:19:55.66 ID:enf9/bEJO
P(結華は、今も友だちと話をしている)
P「まあ、今は無理かもしれないけど、後でなら……」
恋鐘「で、でも……」
P「そういうわけだから、うん」
恋鐘「……寝ようとしとったってことはどうせ暇なんやろ」ボソッ
P「なんて?」
恋鐘「だーかーらー! 暇なら知っとる限りんことば教えんね言うたと!!」
P「お、おう……」
恋鐘「なして転校生相手にここまで無関心になるんやろうか、まったく」プンスコ
恋鐘「あ……また訛りが出よった! う〜〜〜」
P「無理に標準語で話そうとしなくてもいいんじゃないか?」
恋鐘「えっ?」
P「俺はその方がいいと思う」
恋鐘「そ、そうなんやろうか……」
P「月岡さんがどういう人なのか、その方が伝わると思うし」
恋鐘「……えへへ、ありがと」
恋鐘「やっぱ標準語は変に緊張して実力を出し切れんもん」
恋鐘「あ、そうだ、まだ名前ば聞いとらんやったばい」
P「俺は――」
(――名乗る)
恋鐘「P、観念してうちに教えるたい!」
P「ははっ、わかったよ。そこまで言われちゃあ、な」
P(俺は、もとから知っていたわずかな知識に、結華から教わったことを加えて、月岡さんにW.I.N.G.に関する説明をした)
P「……と、いう感じなんだ」
恋鐘「……」
P「月岡さん?」
恋鐘「うち、決めたばい」
恋鐘「W.I.N.G.に出る!」
恋鐘「で、Pがよそ見できんくらい釘付けにしちゃるばい!」
恋鐘「よーく見とってね!」
P「ああ、うん――」
P「――応援するよ」
P(それは、本心だったのか、それとも社交辞令だったのか)
P(少なくとも、躊躇いなく出た言葉ではあった)
恋鐘「ほんと!?」ズイッ
P(近い近い……というか)
P(その、大きい)
P(これは視線がそちらにいっても不可抗力というものだろう)
恋鐘「嬉しか〜、ファン1号ゲットばい」
P「ははっ……」
キーンコーンカーンコーン
P「予鈴だ」
恋鐘「もう休み時間終わったと!? 早すぎるばい……」
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