結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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82: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/23(金) 23:22:19.18 ID:muhtgmcKo


-常盤台中学学生寮・二〇八号室-



美琴「――へっくちっ!」



黒子「あらお姉さま、もしかして風邪ですの?」

美琴「んー? 別に身体に異常はないし、ただのクシャミでしょ」

黒子「いけませんわお姉さま。そういう油断が病を誘き寄せることに繋がりますのよ」

美琴「ただの風邪でしょ? 平気よ平気」

黒子「だからそれがいけないのだと言っているのですのよ? 大体お姉さまはいつもいつも自覚のある行動を――」

美琴「あー、ちょっと黒子。説教なら後にしてくれる? 私今、この『ゲコ太とピョン子の雛祭りセット』を眺めるのにひっじょーに忙しいから」キラキラ

黒子「……はぁ、またそんなファンシーグッズを買って。ましてや雛人形なんて、そういうのは小学生で卒業するものと思ってましたが」

美琴「黒子。アンタのその常識は間違えているわ。雛祭りに年齢制限なんてないのよ!」

黒子「いや、それは知ってますのよ。ただ、わたくしの周りに雛祭りをやろうなんて人、お姉さま以外いないから言っているんですの」

美琴「そんな狭い範囲の常識、全然常識じゃないでしょ」

黒子「……はいはいわかりました。そういうことにしておきましょう」

美琴「何か引っかかる言い方ねえ……」

黒子「そんなことないですの。それじゃあわたくしはこれからジャッジメントの仕事に行きますので。門限までには帰られると思いますが、何か用があったら連絡してくださいな」

美琴「ほいほーい。……あーかわいっ」キラキラ

黒子「……はぁ、ではいってまいりますの」ガチャ

美琴「いってらー」キラキラ





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