結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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453: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/12(金) 20:57:35.48 ID:4HZ8YDOAo



黒子(一度に飛ぶ距離、目測でも一〇〇メートル以上はゆうに跳んでいる、のにも関わらずわたくしと同じくらいのインターバル……いえ、もしかしたら)



佐天「どうしたの白井さん? 珍しくそんな真剣な表情して」

黒子「何でもありませんわ。って珍しくは余計ですの」

佐天「というかあれも危険行為じゃないの? 現行犯だけど追わないの?」

黒子「……いえ、やめておきますわ」

佐天「えっ、何で?」

初春「あっ、わかりました! 同じテレポーターの白井さんも能力をよく変な使い方をしてますので、注意しづらいんですね?」

佐天「あー、なるほどー」

黒子「うーいーはーるー? その言葉だけ聞くとわたくしが、いつも能力を馬鹿みたいな使い方をしているように聞こえるんですがー?」

初春「ええぇー? だって事実じゃないですかぁ? 主に御坂さんへの変態行為とかで」

黒子「お黙りなさい! あれはお姉様への愛ゆえの行動。初春? 貴女には一度説教ォ! してさしあげないといけないみたいですわね?」

初春「ひえぇ、そんな説教聞きたくないですよー!」


美琴「――おっまたせー! やっとお目当ての『ゲコ太人形焼き』買えたわ! いやー写真撮らなきゃ写真……ん? どしたの?」


佐天「いえいえ何でもないですよ。いつも通り二人がじゃれ合ってただけです」

初春「そんな人を猫みたいに言わないでください!」

佐天「あれ? 今日の猫さんはそういう意図で選んだんじゃなかったの?」

初春「えっ……って佐天さん!? また!? いつの間に!?」

佐天「ふっふっふ、まだまだ修行が足りませんなー初春隊員」

黒子「…………」

美琴「あははー、……あれ? どうしたのよ黒子?」

黒子「いえ、なんでもありませんの。さ、お姉様の買い物も済みましたし行くとしましょうか」

美琴「そうね」

佐天「おっー!」

初春「ちょっと佐天さん! まだ話は終わってませんよ!」

黒子「…………」


黒子(先ほどのテレポーター。もしや……いえ、そんなまさか)


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