297: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/24(金) 20:05:35.17 ID:WSQjvE0To
同日 09:00
-ファミリーサイド・従犬部隊オフィス-
円周「はえー、アクセラお兄ちゃん風邪引いちゃってるんだ」
打ち止め「そうなんだー。今頃部屋で寝てるんじゃないかな? ってミサカはミサカは推測してみる」
数多「宴会で大はしゃぎして次の日体調崩して学校お休みなんて、ほんとガキだなぁアイツ」
打ち止め「もー、たぶんキハラもその体調を崩した原因の一つだと思うよ、ってミサカはミサカはジト目でにらみながら物申してみたり」ジトー
数多「あ? 何で俺なんだよ」
円周「そういえば昨日、数多おじちゃんアクセラお兄ちゃんボコボコにしてたからねー。そら体力も奪われて風邪引いちゃうよ」
数多「おいおい、あれはただの自己防衛だぜ? 悪いのは先に仕掛けてきたあのクソガキだ」
円周「ところでアクセラお兄ちゃんは強くなってたの? 試してやるみたいなこと言ってたけど」
数多「あぁ? あー、前よりはマシにはなってたんじゃねえのか? まあ、俺に勝つのはまだ百年足りねえけどな」
打ち止め「キハラってなんでそんなに強いの? ってミサカはミサカは素朴な疑問を投げかけてみたり」
数多「そりゃお前決まってんだろ。俺が『木原数多』だからだ」
打ち止め「答えになってないよ、ってミサカはミサカは頬を膨らませてみる」
円周「ねえねえ数多おじちゃん! 私とアクセラお兄ちゃんだったらどっちが強い?」
数多「今風邪で寝込んでるほうのクソガキ」
円周「えー? 即答ー?」
数多「だってお前弱いし」
円周「うーん、おかしいなあ。私も毎日『木原』を勉強しているつもりなのにねー」
数多「『木原』は勉強して身に付けるようなもんじゃねえんだっつーの。いい加減わかれよ」
打ち止め「なにしゃべってるのか全然わかんないからテレビでも見よっと、ってミサカはミサカはリミコンのスイッチを押してみる」ピッ
円周「ねえねえ打ち止めちゃん。あとでアクセラお兄ちゃんのお見舞い行こうよ」
打ち止め「えぇー? やめといたほうがいいよー。あの人看病されるのすごく嫌がってたからそういうことすると多分怒るよ、ってミサカはミサカは警告してみる」
円周「それはあれだよ。押すなよ絶対に押すなよみたいなやつだよきっと。本当は看病してほしいに決まっているんだあ」
打ち止め「本当かなー?」
円周「ま、それに今のアクセラお兄ちゃんになら怒られても怖くないし、どっちにしろ私は行くことはケッテー! って感じなんで」
打ち止め「もーエンシュウったらほんとイタズラ大好きだね、ってミサカはミサカはため息をついてみる」
円周「よーし、そうと決まったらお見舞いの準備だあ。数多おじちゃん、ちょっといろいろ買ってくるからカード貸して?」
数多「自分の金で買えクソガキ」
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