結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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237: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/03(金) 20:20:36.03 ID:uq9K3Ykio


同日 16:30

-第七学区・とある桜公園-



吹寄「あっ、いたいた! おーい結標さんアクセラー!!」タッタッタ



結標「吹寄さんに姫神さん! 早いわねもう来たの?」

姫神「場所取りの待ち時間。退屈にしてると思って」

吹寄「本当に大変だったでしょ? 何時くらいからここにいるの?」

一方通行「どっかのアホが馬鹿の言葉を真に受けたせいで九時からだ」

結標「何言ってるのよ。九時に来たからこそ、こんなそこそこ良い場所を取れたんじゃない」

姫神「……逆算すると。だいたい七時間半か。なかなかのハードさ」

吹寄「す、すごいわね。本当にありがとうね二人とも!」

結標「いや、これが私たちの仕事だし全然いいわよ……しかしお弁当の量すごいわね」

姫神「あのシスターが来るなら当然」

一方通行「……そォいや俺の方でも何か適当に食いモン買うっつってたの忘れてたな。コンビニでも行ってくるか」

吹寄「別に今行かなくても大丈夫じゃないかしら? これだけあればしばらくはもつだろうし、買いに行くなら近くに屋台とか出てるからそこに買いに行けばいいと思うわ」

一方通行「ああ、そンなモン出てるっつってたな」

結標「吹寄さんたちが来たことだし、あとは上条君たちが来ればお花見始められるわね」

吹寄「あいつらちゃんと集合時間に来るのかしら?」

姫神「間に合わない確率のほうが高そう」

一方通行「まァ、大体の遅刻の原因のインデックスのメシ作りっつゥのが今回はねェから、多少の希望は持てるかもなァ」

結標「他にもたくさんあった気がするけどね。遅刻の理由シリーズ」

姫神「驚異の信号赤率。おばあちゃんの道案内。財布とか携帯を家に忘れるetc……」

吹寄「ちゃんと早めに出てれば間に合うんだから、そんなのを言い訳にするなんて甘えよ甘え」

一方通行「信用のねェヒーローだこった」


〜35分後〜


吹寄「…………遅い!」イライラ

姫神「予定調和」

結標「ま、まあまあ落ち着いて吹寄さん」

吹寄「大丈夫。あたしは至って冷静だから」イライラ

結標「そうには見えないんだけど……」

一方通行「ったく、何でこォ面白いよォに毎回同じ展開繰り返してンだアイツらはよォ」





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