234: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/03(金) 20:17:25.04 ID:uq9K3Ykio
同日 15:00
-第七学区・とある桜公園-
結標「…………」←来るときに買ってきたファッション誌を読んでいる
一方通行「…………」←寝たらなぜかどつかれるので仕方無しに漫画雑誌読んでいる
ワイワイガヤガヤ
結標「……気付いたらこの辺りも人が増えてきたわね」
一方通行「そォだな」
結標「やっぱり早いうちから場所取りしてて正解だったってことね」
一方通行「ここまでのことをしないといけねェとは、ホント面倒臭せェイベントだよなァ花見ってヤツはよォ」
結標「その分楽しいわよ。きっと」
一方通行「だとイイがな」
結標「何よそれ。少しは楽しもうという意思を見せたらどうかしら?」
一方通行「チッ、くっだらねェ」
結標「もう……」
『せっかく二人きりの状況なんだからこのチャンス活かしたほうがいいと思うわ』
結標「…………」
『どうせなら告っちゃえば?』
結標「……はぁ、そんなこと言われてもねえ」ボソッ
一方通行「あン? 何だよ」
結標「えっ、いやなんでもないわよ、あははははは!」アセッ
一方通行「?」
結標(大体二人きりと言っても周りには他の花見客とかいるわけだから、言うほど二人きりって状況じゃないわよねこれ)
結標(そんな公衆の面前で恋愛マンガみたいな熱烈な告白なんかしたら、恥ずかしすぎて死ぬってレベルじゃないわよね)
結標(そもそも二人きりって状況、私たちの場合別に珍しくないのよね。登下校とか結構二人きりのこと多いし)
結標(だからか二人きりの状況の活かし方がぜんぜん思いつかないわ……)
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