225: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/03(金) 20:09:10.17 ID:uq9K3Ykio
結標「ところで一方通行? 当日何時に行くのがいいと思う? やっぱり九時がいいかしらね?」
一方通行「面倒臭せェ、そンなに九時に行きてェならオマエだけ先に行ってろよ」
結標「ええっー、それは嫌よ。行くなら一緒よ? 一人で長時間寂しく待機なんて絶対嫌っ!」
一方通行「だったら昼頃行くか?」
結標「でもそれだったらいい場所取れない可能性が……」
打ち止め「こうなったらジャンケンで決めればいいよ! このままじゃどうせいつまで経っても埒が明かないんだからさ、ってミサカはミサカは解決案を提示してみたり」
一方通行「……ほォ、面白れェじゃねェか。この俺にジャンケンを挑もうなンて百年早ェンだよ」
結標「何よ、随分な自信じゃない? 誰がやっても平等に三分の一の確率で決まる勝負なのに」
一方通行「俺を誰だと思ってやがる? あらゆるベクトルを観測できるこの俺が、オマエの出す手を見抜けねェわけねェだろォが」カチッ
結標「なっ、理屈はよく分からないけど能力を使うつもりね!? 汚いわよ!」
芳川「たぶんあれね。ジャンケンの手を出すときの微妙な筋肉の動きとかを観測して勝つつもりよ。要するにやることは後出しと一緒」
一方通行「ケッ、チカラ含めて俺の実力だ。オマエにとやかく言われる筋合いはねェ」
黄泉川「だったらここに何かのパーティーで使ったジャンケンカードがあるじゃん。これでやれば公平だろ」
一方通行「は? 何でそンなモンがあンだよ?」
黄泉川「何か隅っこに転がってた」
芳川「なるほど。これを使えばベクトル操作の能力で、相手が何を出すのかを知ることはほぼ不可能ね」
結標「ナイスアシストです黄泉川さん! よし、これで純粋な運の勝負よ一方通行!」
一方通行「チッ、調子に乗るなよ格下がァ! この俺が普通にやったところでオマエなンかに負けるわけねェだろォが!」スッ
結標「ジャンケンに格下格上なんて関係ない! それじゃ行くわよ!」スッ
一方・結標「「ジャンケン、ポン!!」」バッ
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