結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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224: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/03(金) 20:07:39.76 ID:uq9K3Ykio


芳川「ちなみにだけど淡希。私もその日はバイトと時間が被ってるから行けないわ」

結標「そうですか」

芳川「ま、休みでも行かないけどね」

結標「何でですか? もしかして面倒臭いとかどっかの白髪みたいなこと言うつもりじゃ……?」

一方通行「へェー、ソイツは奇遇だなァ」ヒリヒリ

打ち止め「大丈夫? ほっぺたが真っ赤に腫れてるよ? ってミサカはミサカは急激な肌色の変化に心配してみたり」

一方通行「あの野郎一体握力いくつだ? 本気でつねりやがってよォ」

黄泉川「覚えてないけど、リンゴくらいなら握り潰せるじゃん」

一方通行「怪力ゴリラババ――」



ゴンッ!!



芳川「うーん、面倒臭いっていう気持ちがあるのは否定はしないけど、理由は別にあるわ。子供たちの集まりに大人が混じるのって正直あれだからよ」

結標「な、なるほど。その発想はありませんでした」

芳川「子供には分からないでしょうね。この気持ち」

黄泉川「別にいい気がするけどなー。引率みたいなもんじゃん?」

芳川「高校生の花見に引率が付くなんて聞いたことないわよ?」

一方通行「行きたくねェな、そンなモンが付く花見なンてよォ」

黄泉川「花見なんて学生がはっちゃける行事の筆頭だからな。節度のある花見をするように指導しなきゃいけないじゃん」

打ち止め「指導? 節度のある花見にするための指導って何なの? ミサカはミサカは率直な質問をしてみたり」

黄泉川「そうだなー。例えばアルコールの入ったジュースを飲もうとしたら取り上げたり、アルコールの入った炭酸の麦ジュースを飲もうとしたら取り上げたり」

一方通行「両方酒じゃねェか。それしか基準がねェのかよ節度のある花見っつゥのはよォ」

黄泉川「そりゃそうだろ。花見の飲み会なんてはっちゃけるのが普通じゃん? 未成年がアルコールを飲まなきゃ、好き放題してくれりゃいい。あくまで常識の範囲内でだけどな」

一方通行「随分と適当だな。アンチスキル」

黄泉川「そこまでギチギチに締め付ける気はないってだけじゃん」

結標「あっ、そうだ。打ち止めちゃんはもちろん来るわよね?」

打ち止め「……ふふふっ、残念ながらミサカはここでノーと答えさせてもらうぜ、ってミサカはミサカはハードボイルドを気取ってみたり」

芳川「貴女ハードボイルドの意味知ってる?」

結標「珍しいわね打ち止めちゃん。貴女がこの誘いに乗ってこないなんて……花見はあんまり興味なかった?」

一方通行「どォりで話に食い付いてこねェわけだ」

打ち止め「おっと勘違いさせちゃってるね。ミサカはあくまでアワキお姉ちゃんたちとは一緒に行けないって言いたかったんだよ、ってミサカはミサカは追加の説明を入れてみる」

一方通行「あァ?」

打ち止め「同じ日の同じくらいの時間帯にキハラたちも花見をするんだ。それにエンシュウから誘われたからそっちのグループで花見するよ、ってミサカはミサカはさらに追加説明してみたり」

結標「へー、木原さんたちも花見するんだ」

一方通行「嫌なヤツと鉢合わせしそォだ」

打ち止め「そういうわけだから一緒にいけないんだ。まあ、ちょくちょくそっちの方にも顔出してちょっかいかけるとするよ、ってミサカはミサカは二つの組織をまたにかける女スパイの気分になってみたり」

一方通行「何がスパイだ。コッチの菓子とか食いモン目当てに寄って来る乞食の間違いだろ」

打ち止め「へへー、やっぱりバレてた? ってミサカはミサカは舌を出しておどけてみたり」テヘペロ





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